2022年10月31日(月)15:30-17:00@zoomにて、多分野コーディネーター交流会を開催しました。
今回は、「地域づくりを進める対話のプロセス、立ち上げ・展開のコツ」として、講師のミニ講義と地域で活動される皆さんからの質疑応答にお答えしながら進めていきました。
地域と関わり試行錯誤したり、さまざまな壁にぶつかりながら地域の中で活動を進めていこうとされているみなさんのリアルな言葉を聞くことができる時間でした。
《開催概要》
開催日:2022年10月31日(月)15:30-17:00
参加者:申し込み:31名(当日参加24名)
講師:広石拓司((株)エンパブリック)
事務局:長野県地域振興課、(株)エンパブリック
ミニ講義「地域づくりを進める対話のプロセス、立ち上げ・展開のコツ」
広石 拓司((株)エンパブリック)
地域の中では、教育・災害・福祉など、わざわざ気にしていないかもしれないけど多くの人が「これどうなってるんだろう?」と気になっているテーマはたくさんある。
その中で、一見みんなバラバラに見えたとしても、誰かが「これやってみない?」と問いかけ、対話し始めることで、それぞれの経験や思い、できることが出てくる。
そのできることと求めることが繋がって、そのつながりをきっかけに人もつながっていくような場が広がってほしい。
ただ、対話をしようとしても、意見をぶつけ合って答えを出す議論になってしまったり、「とりあえず飲み会で」のようにその場の雰囲気に任せる雑談にしてしまったりもする。
そういった時に、テーマに対して、ルールのもとにお互いの考えを聴きあうことで相互理解を深めて、関係を作る場が地域に必要になってくる。
なかなか理想的に進むわけではないかもしれないけれど、お互いが話を聴きあい、受け止めあう機会が増えていく中で地域も作られていくのではないか。
◯皆さんからのご質問
・「地域づくりが嫌い」という人とどうやって関わったら良いか?
・以前から地域にいる人と新しい人が繋がったら良いとは思うが、つなぐ時が良いときと悪い時があると迷っている…
・ 地域のビジョンを考えていく時に、急に場を作るのは難しいけど、人から入ると同じような人ばかりが集まってしまう…人が先か場が先なのか…
・地域で活動している若者も高齢者も地域の目指すものは一緒だと思っているが、なかなかお互いの話を聴けるような機会を作るのが難しい…対話も固いような気がする…
地域に暮らす一人ひとりの思いからはじまる対話をつくろう!
今年度は、地域の中で思いを聞き、テーマを決め、話し合っていく対話を「信州ススム対話」と名付け、この対話を一緒に地域で広げていく方々を募集しております!
非日常な対話の場に限らず、仕事や活動、家庭などの暮らしの中で、人々が思いを分かち合い、話し合う対話を一緒に広げてみませんか?
今年度のまちむら寄り添いファシリテーター養成講座では、皆さんが自分の地域で対話を始めるためのステップに応じた講座を複数ご用意しております!
途中参加も可能!連続講座として受講を希望される方は、下記ページをご覧ください!
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