子どもから大人まで
声をちゃんと聴き、共に考える

松原沙織さん
学校と地域をつなぐ地域コーディネーター、有機農家
養成講座:第7期
活動フィールド:長野県上伊那郡中川村
養成講座に参加を決めたきっかけ・理由は?
まさに、ちょうど地域の会議で、せっかくいろんな立場の人が関わっているにも関わらず、意見を言える雰囲気じゃないことやちゃんと聞いてもらえてないという状況を見ていて住民の意見がほとんど出ないことに課題やもどかしさを感じているところでした。
私が関わる団体などで開催している他の座談会やお話し会などでは、ファシリテーターがいる場を体験すると、場の空気もよく不思議なくらい様々が意見が出てきていたのをみて「やっぱりファシリテーターが大事なんだ!」と考えていました。
この状況をどうにかするためにファシリテーションを学びたいと思い受講しました。
講座での活動内容、そこから学んだことは?
ファシリテーターとは自分の思いを成し遂げるものではなく、コミュニティに集まる人の声を聞くこと、そしてその声を形にすることが大切だと学びました。
いろいろなコミュニティに属していますがこの視点が私にとってすごく大事で、私の思いももちろん沢山あるのですが、それはひとまず丸の外に置くくらいの気持ちでコミュニティの運営をしていきたいと思いました。
まちむら寄り添いファシリテーターとして担いたい役割は?
今地域の学校の統合にあたって、地域住民の声を聞いてみんなでどんな学校にしていきたいか?という話しあいを進めているところです。
まねきnekoのフィールドスタディを経て、やっぱりまずは「話を聴くこと」が大事だと改めて感じたので、子どもも大人もいろんな人がどんなことを思っているのか、どんなことがやりたいのかをしっかり聴くことができたらと思っています。
プロフィール
学校や保育園で畑活動の伴奏者
学校と地域をつなぐ地域コーディネーター
本業は有機農家