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スミス陽子    @長野市七二会地区

七二会が好きだからこそ

関わってくれる人のつなぎ役に

スミス 陽子さん

森の古民家あだむさんち 代表 養成講座:第1期修了生

活動フィールド:長野市七二会地区

養成講座に参加を決めたきっかけ・理由は?

七二会地域は長野駅、長野インターから共に 11km でありながら自然豊かで南向き、気候 も人柄もとても穏やかな地域。
20 年以上前に県外から入った私達だから七二会地区の為に 出来ることは何かと深く考えてました。

この講座で講師や同じ思いを持つ方々と繋がるこ と、得られた知識などを活動につなげたいと思い、参加しました。

講座での活動内容、そこから学んだことは

 人数が増えれば考えも増えるので、個々の熱い想いをまとめることは容易でないと実感 しました。中山間地域ならではのお約束事や当たり前であることを受講生に理解して頂くことの難しさを実感し、現場に入っての実践的な講座であったからこその深い学びがありました。

 講座活動開始時から七二会地域の方にご参加いただき、そのお陰で講座終了時に講 座受講生から有志の方への引継ぎはスムーズに進みました。
講座開始時から七二会地域の 方が大勢参加して下さり、そして翌年度から七二会地域の皆様で活動し、他地域担当だった 受講生やそのお友達が再び参加して下さるなど、活動が理想的な形で拡がっていっていま す。

 他地域在住の方が七二会を訪れて真剣に活性化を考え、活動して下さっていることに「感 動、感謝している」との言葉を七二会地域の方からいただきました。受講生に強く響いたと のこと、そしてつなぎ役の立場であった私もとても嬉しく感じました。

まちむら寄り添いファシリテーターとして担いたい役割は?

 ファシリテーターという存在は活動する人それぞれの気持ちや感覚を大切にしつつ、確認し、まとめることが出来る必要があると思います。

 長期の活動やイベント開催の際、目的 をはっきりし、どの様な人にお越し頂き、何を感じて頂くことを期待するのか、地域は何が 得られるのかを確認することが重要であると考えています。

 移住 24 年の経験を活かし、地 域を大切に考えている様々な立場や世代の皆様、七二会地区と関係性を持ちたいと思っている人、真剣に移住を考えている方などが理想の暮らしきっかけとして活動したいと思っ ています。

 同時に関わりを持ちたい方々が気楽に訪れることが出来るような企画やきっか けを提供できる存在であることも大切と考えています。 

今、地域で進めたいことは?

 こ世の中の状況がこの数年で大きく変わりました。
 だからこそ今、人との繋がりが以前以上 に求められていると思います。
 七二会いいとこ発見委員会の活動として、七二会の魅力を感 じる場所、食べ物、人などを実感して頂く機会を作り、そして冊子にまとめ、全国へ情報を 発信していく。

 この時代だからこそ紙面にこだわりつつ、同時にインターネットでの情報も 大切にしていきたいと考えています。いつ訪れてもホッとして頂けるような第 2 の故郷と 感じて頂けたら嬉しいと七二会いいとこ発見委員会の皆様と話しております。。 

プロフィール

貸切古民家、陶芸体験工房、ミニ牧場の複合施設「森の古民家あだむさんち」代表
七二会いいとこ発見委員会・七二会住民自治協議会ウェブサイト(なにあいどっとこむ)naniai.com

美しい山々を眺め、美味しい空気と食材を味わい、古民家を自分で直しながら暮らすとい う夫の理想を形にする為 1999 年長野市七二会地区に移住。県外や海外からの移住はとても 稀な時代で入る側も受け入れ側も共に戸惑いが大きかった。地域の皆様が様々なことを教 えて下さったお陰でこの地の暮らしが続いたと実感している。これまでの経験を活かし、信 州移住や里山暮らしの素晴らしさを情報発信したいと積極的に活動。

七二会地域を大切に思っている有志の方が集まり、様々な企画を実施。七二会地区に県内 各地や他県から多くの方に訪れて頂き、七二会内各所を回ったり、名物であるおやきや雑穀 ソルガムの調理実食会などを開催。その様子を冊子にして各行政窓口、地域活性活動団体や 移住促進施設など全国各地に配布。七二会地域の認知度を上げ、交流を深め、訪問へ繋げた。 反応の大きさを実感し、活動が拡がってきた頃に新型コロナにより活動を休止せざるを得 ない状況に。その間も関係者で連絡を続け、令和 5 年度に次年度の準備として活動を再開、 令和 6 年度には本格的に活動を再開し企画開催、冊子作製配布の予定。