限界集落の中にある
「にぎやかな活動」を伝え
地域の魅力をUPする
西沢和宏さん
天空の里 いもい農場 養成講座:第4期修了生
活動フィールド:長野市芋井地区
養成講座に参加を決めたきっかけ・理由は?
参加を決めた理由は以下の3点でした。
・対話を通じて、地域の方が気づかないような「小さな魅力」をたくさん発見し、多くの方々と共有できるようにしたい。
・私の限界集落をフィールドにした活動、限界を感じない集落であることを発信したい。
・「学びと自治」の具体化の一翼となれるよう、地域の暮らしに寄り添った活動につなげていきたい。
このような思いから養成講座への参加を決めました。
講座での活動内容、そこから学んだことは?
講座から学んだことは以下の2点です。
・調整力…ワークショップの趣旨に沿った人選、地域に負担をかけないように実施する気配り、発言をかみ砕いて全員と共有、チームメンバー同士の目線合わせと情報共有。3期チームリーダー関口さんの進め方全体が勉強になりました。
・地域活動に取り組む多くの仲間と出会えたこと、人脈という財産を得ることができました。
まちむら寄り添いファシリテーターとして担いたい役割は?
長野県シニア大学生や高大生に参加をしていただき、活動の幅が広がり、さらににぎやかな活動に進化しました。取り組みの情報の可視化を進め、地域に私たちの活動の周知が広がりました。これらがまちむら寄り添いファシリテーターが地域にいる意味だと感じています。
今、地域で進めたいことは?
地域の特性をつかんだ取り組みの情報の可視化をさらに進め、限界集落の中にも、「にぎやかな活動があること」の発信とともに、「地域の特産品を含めた魅力UP」に貢献していきたいと思っています。
プロフィール
1976年長野市生まれ。1999年に日本大学農獣医学部食品経済学科卒業、同年生活協同組合コープながのへ入職。
2011年コープながのの取り組み「いもい野遊び塾」の事務局になり、2013年いもい野遊び塾終了。
2014年、その取り組みを引き継ぐ形で、天空の里 いもい農場を立ち上げ、現在に至る。