その人の想いを汲み取り
繋げていく

若狭紀美子さん

地域のメガネ店から、いろんな人に楽しんでもらえるまちづくりを考えています

養成講座:第2期・第3期修了生

活動フィールド:長野県木曽町福島地区

養成講座に参加を決めたきっかけ・理由は?

 もともと私はファシリテーターという役割に興味がありました。人が集まった時にみんなの意見を広く集めてわかりやすくまとめる人になりたかったからです。また、地域のいろいろな人の魅力を発信し協力しあって活動できるようになりたかったのもありました。

木曽だけの特性を発見する方法を学んで「より良いものとして発信したい」「もっと魅力を感じる地域にしたい」そう思って参加を決めました。

講座での活動内容、そこから学んだことは?

 商店街で何か計画をたてようと思うと、男性と会議で話すことが多く、実際店に行って話すのは会議に出ていない女性が多いということに気が付き「あれっ?」と思ったり、企画会議をしたいけど女性の参加が少なかったりジレンマを感じました。

そこで講座内では「“商店街”と“町で楽しみながらイベントを行っている女性”を掛け合わせたらどうなるんだろう?」というテーマで動くことに決めました。 そして、実際に町でイベントをおこなっている5名の女性に「なぜ木曽でイベントや企画をやりたいのか」とインタビューをさせていただきました。 

その木曽を魅力に感じている人たちと話す経験を経て感じたのは、私は木曽が好きだということを再確認し、行動することで仲間ができるということでした。 「企画をすると参加者がいつも同じメンバーになるよね」など、他の人たちも同じようなことで悩んでいることも感じました。 

まちむら寄り添いファシリテーターとして担いたい役割は?

 もともと私は木曽が嫌いで一度離れて戻ってきたけれど、「みんなはなぜ木曽が好きなんだろう?」と思っていました。育児サークルで出会った仲間から「ここの商店街はいい商店街だよ」ということを聞くことで商店街の魅力に気づけたり「木曽が好きだ」という気持ちをこの講座で教えてもらったことが一番良かったことですね。今では自信を持って木曽が好きと言えるようになりました。

また、自分がイベントをやるよりもイベントをやりたい人を応援すればいいということにも気づきました。私は何が木曽にあるのかをしっかりと知っておいて、それを時がきたらやりたい人たちに伝えればいいんだということにも気づきました。

最後に、⻑野県は広いけど仲間がいるとやっぱりいいなと思いました。

今、地域で進めたいことは?

 誰かが代表して「まちづくり」を進めていくのではなく、地域の1人1人がまちづくりに関わっているということを伝えていけたらと思っています。私自身も木曽でほとんど知り合いのいない中、人と繋がることでいろいろな事が叶うんだ。ということを体験してきました。木曽は山間部ということもあり、いい意味で1人の人と繋がると、その方の周りのたくさんの人とも繋がれる地域でもあります。

まずは、その人の想いを汲み取り、繋げていく。そんな活動を地域にいる人間としてこれからも大切に日々を過ごしていきたいと思っています。

プロフィール

普段は、木曽福島 本町商店街にてメガネ店(他にも時計・補聴器・ジュエリーの兼業店)を営んでいます。父から令和元年に会社を引き継ぎました。

本町商店街は、全国でも珍しい崖家造り(建物の裏側が川側にせり出した造り)のある商店街です。

地域の方が安心し、そして自由に楽しんでもらえる商店街になるよう、育児サークルの仲間や商店街の方たちとまちづくりを考えています。