コンテンツへスキップ

連続講座第3回を開催しました!

2021年9月12日(日)14:00-17:00@zoomにて、まちむら寄り添いファシリテーター養成講座2021連続講座第3回を行いました。

当日の様子①
当日の様子②

《開催概要》
開催日 2021年9月12日(日)14:00-17:00
参加者:当日参加25名
講師・アドバイザー:広石拓司((株)エンパブリック代表)
          船木成記(一般社団法人つながりのデザイン代表理事・元長野県参与)
          新雄太(東京大学大学院工学系研究科特任助教)
事務局:長野県地域振興課、(株)エンパブリック

 
 チーム活動の進捗共有

第1回の後から、各チームでは第2回としてチームそれぞれの自主MTGを開催しました。
講座で使うワークシートを参考にしながら進めるチームや、チームで宿題を決めてそれを持ち寄りながらMTGを進めるチームなど、それぞれの状況に合わせて自ら活動を進めていく姿が見られました。

「地域の助け合いが進むための受援力とは?」
の自主MTG
「住民同士のコミュニケーションが活性化するには?」
の自主MTG

第3回では、それぞれのチームがどのくらい話し合いを進めているのかという進捗の共有に加えて、テーマに対する考えの変化、深まりについてやチームとして活動してみた感想など、まさに信州に住む様々な立場の人たちが一つのテーマについて対話し考えるということを実践しているからこそ見えてきた視点が話されました。

チーム活動

進捗共有の後はそれぞれのチームに分かれて、「地域ワークショップの企画」について話しました。
一人ひとりの想いが異なる中どうやってそれらを一つの場で表現していくことができるのか、なかなかすぐに答えは見えてこないものの、ワークシートやメンバーがそれぞれ考えてきたことをもとに手探りで進めていきます。

今回の課題

第3回では、ワークショップの企画にあたりワークショップの考え方にも触れられました。
ただ近くの人で集まって談笑するだけではなく、場の参加者さらには地域に変化を起こす「ワークショップ」実施のためには、想いをしっかり言語化して構造に落とし込みながら考えていく必要があることがわかりました。
一方で、各チームに対して講師・アドバイザーからは「最初から壮大な企画を実現しようとするよりも、まずは小さく自分たちのできることからアクションしてみる」ことが大事というコメントがされ、大きな場をイベント的にやるだけではなく地域に寄り添って、少しずつその輪を広げていくまちむら寄り添いファシリテーターの在り方についても考えさせられました。



ふりかえり

オンラインならではのミニハプニングで思わず笑みもこぼれます

本講座では、さまざまな立場の受講生がお互いの経験から学び合うことを大切にしています。
そこで、今回は個人でふりかえりをした後、チームの垣根を超えたペアでのふりかえり共有を行いました。
なかなかチームを横断して個人の考え方や思いを話す機会はなかったことから、新しい気づきを得たり、「こんな部分で共感できた!」という声も上がりました。

また、最後には本年度から参加の受講生の感想を聞きながら、修了生の方々がこれまでの講座の中で学んだことや考え方ことを話すという時間を設けることで、受講生同士という横の関係での学びに加えて、先輩と話す「ナナメの関係」のような学び方を体験することができました。

事務局より

 

第3回は、各チームが本格的に動き出してから初めての講座ということもあり、やや不安や緊張を感じる始まりでした。しかし、自分のチームで感じたことを言語化したり、他のチームの話を聞いてみることで新しい発見や気づきがあったという声も聞こえました。

また、「ワークショップってそもそもどんな場所なんだっけ?」「話を聴くってどうやってやるんだっけ?」などの実践が身近になってきたからこその声も上がり、事務局として皆さんが存分に学べるような環境や機会提供を行っていきたいと改めて感じました。

11月への実践に向けて、それぞれ試行錯誤しながら丁寧に場を作っていければと思います!