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木曽を面白がってくれる人を
地域内外に増やす

坂下佳奈さん

コワーキングスペース​、ものことづくり、​民宿の運営​を通して地域に「面白い」を生み出しています​  

養成講座:第1期修了生

活動フィールド:木曽

養成講座に参加を決めたきっかけ・理由は?

ふらっと木曽を立ち上げて1年目の時に「運営をしていく上で参加してみるといいのでは」と知人から紹介してもらい、まちむら寄り添いファシリテーターを知りました。地域内外の人たちと関わりながら場をつくっていきたいという想いがあったこと、また同じように県内で活動する人と出会えるのではないかと思い参加を決めました。

講座での活動内容、そこから学んだことは?

個々人が自分の好きなことを共有することで、地域の関係性が広がっていけばと思い「好きの開放」というのをテーマに活動していました。大きなイベントを企画するというよりは、まずは地域の方に声をかけて、一緒に食べて飲んで語らうということをしました。どんな場だと足を運びやすいのかなど来る人のことを考えながらも、自分たちが面白いと思えることが大切だなと学びました。またチームの仲間とは合宿なども行い、違う地域にいながら応援しあえる関係性ができたこともとても有り難かったです。

まちむら寄り添いファシリテーターとして担いたい役割は?

移住してきたばかりで繋がりがないという方が、話をする中で移住者の先輩とつながり、ご飯に行くなど仲を深め、イベントに一緒に来てくださったことがあります。すぐに目に見える変化が起こることは少ないですが、じわじわと新しいコトが起こったり、つながりが広がっている気がします。また地域の中でファシリテーターのような役割を担っている人同士がつながり合うことで、蜘蛛の巣状につながりが広がっていき、とても心強いです。 

今、地域で進めたいことは?

木曽を面白がってくれる人が地域内外に増えたら嬉しいなと思っています。実現できるかどうかは置いておいて、まずは自分の想いを気軽に共有できる場を作れたらと思っています。また現在、高校生の探求の授業に関わらせてもらっています。学校の中と外が繋がり合うことで、双方にとって学びが広がっていくと考えています。授業の中だけで終わらない関係が生まれるような仕組みを地域の中で作っていけたら面白いなと思っています。 

信州まちむらラジオ(2023.8.23配信回)にも出演いただきました!

坂下さんが講座を受けて感じたことや、今地域で活動しながら大切にしたいと思っていることなどを伺いました。

プロフィール

2018年から2021年まで木曽町地域おこし協力隊として活動し、コワーキングスペースの立ち上げ・運営に関わる。

現在はコーディネーターとして、木曽地域のプロジェクトに関わる。

2021年より地域のものことづくりの実践プログラム「里らぼ」を実施。移住した古民家を改装して、素泊まりの宿を運営中。