キャリアコンサルタントとして
未来を描く場づくり
木村多喜子さん
キャリアコンサルタント、日本語カフェや満蒙開拓平和記念館ボランティアとして
地域の多様性を日々感じながら活動をしています
養成講座:第2期・第3期修了生
活動フィールド:長野県下伊那郡松川町
養成講座に参加を決めたきっかけ・理由は?
1999年に神奈川県から家族で下伊那郡松川町にIターンをしました。地域の皆さまに支えられながら子育てを終え、地域のお役に立てるスキルを身に着けたいと思い、参加しました。
講座での活動内容、そこから学んだことは?
第3期では、「コロナの経験を次の地域づくりに活かすには」をテーマにオンラインワークショップを開催。誰もが経験しているコロナですが、実際にお話を聞いてみると、年代、性別、立場、地域によってコロナに対する感じ方が様々であることを痛感。こちらが能動的に話しかけないと、リアルな声を聞くことはできないことにも気づきました。
ワークショップを通して、今ここにある私たちの経験が地域の価値観を作っているのだと改めて考えさせられています。当事者に直接お話を聞いていくこと、そして、聞いて感じたことを形にして、次世代のために地域の財産に変えていくことが大切だと学びました。
まちむら寄り添いファシリテーターとして担いたい役割は?
なんだかモヤっとした時、課題が目の前に立ち現れた時は、地域がよりよくなる絶好の機会。そんな時に「対立」しがちな場面を「対話」に変えることができる。そんな役割を担えたら嬉しいです。
今、地域で進めたいことは?
人口が減少していく今。キャリアコンサルタントとして、地域で共に暮らす様々な年代の皆さん、多様な国籍の方たち、地域の経済を支える業種、業態の皆さんと、未来を描く場づくりをしてみたいです。
プロフィール
下伊那郡松川町で会社員をしています。
地域では、日本語カフェまつかわ、阿智村の満蒙開拓平和記念館ボランティアグループピースLabo.を主宰。
様々な年代、国籍、所属、地域の皆さまと交流しています。