様々な分野でコーディネーターとして地域に関わる方々と交流するとともに、
地域におけるコーディネーターの役割や「場づくり」の可能性について考えてみませんか?
開催にあたって
近年、高齢化、過疎化、気候変動、産業構造の変化、さらに今回のコロナ禍によって、
地域は大きく揺さぶられ、これまで地域の中で育んできたことにも大きな影響が生じています。
これまでの常識が通用せず、目まぐるしく変化していく中で、地域づくりは他人任せにせず、
住民が参加し、共に試行錯誤しながら、新しい活動やつながりを守り立てていくことが、ますます大切になっています。
また、従来からの住民だけでなく、移住者、自治体、専門家、事業者など多様な担い手が知恵と力を持ち寄る協働が必要です。
そのような状況で重要な役割を果たすのが、人と人、人と地域資源を結びつける「コーディネーター」であり、長野県にも公民館を始め、地域福祉コーディネーター、シニア活動推進コーディネーター等、コーディネーター役として地域に携わる方々が数多く存在しています。
そして、コーディネーターには、地域の人を知り、声を聴き、何が必要か考え、住民の活動を守り立てていくこと。
そのような動きを生み出していくための「場づくりの力」が求められています。
そこで、今、信州に必要な「場づくり」について、各分野で地域のコーディネーター役を担われている方と意見交換をさせていただく機会として、「コーディネーター交流会」を開催することになりました。
今回、生涯学習、シニア活動、地域福祉など様々な分野で活躍されているコーディネーターの方にお集まりいただくことで、
日頃の活動領域を超えて交流し、地域の現場での取り組みやそこで気付いたことを共有する機会としてもご活用いただければと考えています。
周りにご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご一緒にお申し込みください。
【開催概要】
日時:2021年7月26日(月)16:00~17:30
開催方法:オンライン(zoomを利用予定)
対象者:生涯学習、シニア活動、地域福祉等様々な分野で活躍されているコーディネーター役の方
プログラム:
1.開催趣旨の説明
2.「地域の変化、コロナ禍を超えるために“場づくり”を活かそう」
広石拓司(㈱エンパブリック代表、まちむら寄り添いファシリテーター養成講座講師)
3.パネル討論「地域におけるコーディネーターの役割とは?」
4.参加者で考える、これから地域に必要な場づくりとは?
ナビゲーター紹介
広石拓司
株式会社エンパブリック代表取締役
「思いのある誰もが動き出せ、新しい仕事を生み出せる社会」を目指し、地域や組織の人たちが知恵と力を持ち寄る場づくり、仕事づくりに取り組む。
書籍「専門家主導から住民主体へ」「ソーシャルプロジェクトを成功に導く12ステップ」。慶應義塾大学総合政策学部等の非常勤講師も務める。
empublic.jp
本交流会は、「まちむら寄り添いファシリテーター養成講座運営事務局」が運営します。